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2012.02.20.17.33

これもまた悪い夢の続き 41.

こんな夢をみた。

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The postcard for "How Do You Sleep?" from the album "Imagine" by John Lennon


自室で眠った筈なのに、家財道具の配置がおかしい。ベッドに眠るぼくの足許には、その部屋唯一の窓があり、カーテンが閉ざされている筈だ。少なくとも、眠るその前まではそうだった。なのに今はそこに、茶箪笥が置かれ、その上にはちいさな仏壇が据えられている。産まれたばかりの幼い頃に過した実家の様相によく似ている様に思う。でも、例え当時のその部屋であっても、仏壇に脚を向ける様な配置に、布団を敷いたりはしない。

それよりも不思議なのは、今こうして暗い室内の模様をありありと観てとれる事なのだ。と、いうのも、凍える様な室内にあって、ぼくは震えながら頭からずっぽりと掛け布団をひっかぶって寝ているからなのである。

さっきも書いた様に、ぼくの脚先の向こうには茶箪笥があり仏壇がある。その左手には洋箪笥があって、その上に積み上げられた衣裳ケースは天井にまで達している。
布団の中に仰向けに寝ているぼくの、左側には窓があって、レースのカーテンが引かれているのみだ。だから、外の月明かりが部屋中までさしていて、薄明るい。
しかし、なぜ、そんな部屋の様相を観てとれるのか。ぼくの身体も頭も布団の中に閉じ篭っているばかりなのに。

そんな状況が何分、何十分、何時間、続いたのだろうか。

ふいにぼくの右腕をつかむモノがいる。
いや、右腕ではない。右腕のなかにあるなにか。
肉体と精神と、もしもふたつに分つモノがあるとしたら、肉体には見向きもしないで、精神に繋がる部分、それだけを、そのモノがつかんでいるのだ。

そして、つかんだ右腕から肩へとそのモノのちからは大きく伝わり、そこからぼくはぼく自身から引き剥がされそうになる。

しかも、ぼくはそのモノに対して、なんら抵抗する術はない。ただ、音もなく引き剥がされてゆく己の肉体の異変に戸惑う事しか出来ないのだ。

身動きも出来ず、声も発せない。
ただ、そのモノのなすがままだ。

恐ろしい。

だが、恐ろしさよりも先にたつのは、こんなふうにして、ヒトは死んでいくのだなという達観なのである。

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"The Number One Song In Heaven" from the album "No. One In Heaven" by Sparks

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