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2007.09.18.19.16

すちゅあーとさとくりふ

正式なフルネームは、スチュアート・ファーガソン・ヴィクター・サトクリフStuart Fergusson Victor Sutcliffe)。通称スチュStu)。そして、彼をスチュStu)と呼んでいたのは、ジョン・レノンJohn Lennon)達やクラウス・フォアマン(Klaus Voorman)や彼の死を看取った恋人アストリッド・キルヒヘルAstrid Kirchherr)だった。


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スチュStu)ことスチュアート・サトクリフStuart Sutcliffe)は、ザ・ビートルズThe Beatles)の、とりわけジョン・レノンJohn Lennon)の人生を語るのに避けて通る事の出来ない人物であって、リヴァプールでのバンド結成(Liverpol Era)から所謂ハンブルグ時代(Hamburg Days)にかけての、無名だった頃の彼らの物語を、演出した人物の一人です。
素行不良の癖に偶々、美術の才能がある(かもしれない)というだけの理由で美術学校に入学させられたジョン・レノンJohn Lennon)に、美術的には大きな影響を与える一方で、半ば強引にベースを習わさせられて彼のバンドのメンバーへと引き込まれる。そのバンドには、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)やジョージ・ハリソン(George Harrison)が在籍していて、彼らと共に、ハンブルグ(Hamburg)への巡業(と、言えば聴こえはよいのだけれども要は小遣い稼ぎのドサ廻り)に赴き、そこでクラウス・フォアマン(Klaus Voorman)やアストリッド・キルヒヘルAstrid Kirchherr)と運命的な出逢いをする。
と、いう物語は、映画『バック・ビートBackbeat)』で丁寧に描かれています。この映画を、ザ・ビートルズThe Beatles)の成功譚の裏面史としてでなく、夭折してしまったアーティストを主人公に据えた"ボーイ・ミ-ツ・ガール(Boy Meets Girl)"の物語として観れば、よく出来た切ない映画です。と、いうかそういう観方をしないと、某某は全然似ていないとか、某某の若気の至ばかりにメがいってしまうからね?

ところで、歴史上の話に"たら"とか"れば"は禁物だけれども、やっぱり、ここでも仮定の話をしてみたくなるのは人情というもの。ザ・ビートルズThe Beatles)が世界的な成功をおさめる前に亡くなってしまったスチュStu)が、もしも、もう少し長命だったらという想像をしてみる。
元々、無理矢理、バンドに加入させられたものの、最終的には音楽を棄てて美術の途を選んで独り、ハンブルグ(Hamburg)に留まった彼だから、存命如何に関わらず、その後の"ビートルズ・ストーリー(The History of The Beatles)"には無縁だったかもしれない。
だけれども、遺された数少ない彼の作品を観て(彼の作品群はこちらで観ることが出来ます)、彼の才能とその後の成長を判断出来る程、僕自身メが肥えているわけではないのだけれども、メンバーと別れてアストリッド・キルヒヘルAstrid Kirchherr)と同棲したハンブルグ(Hamburg)では、奨学金でハンブルク州芸術大学(Hochschule Fur Bildende Kunste)に通ったそうだから、画家としてのキャリアも独自のちからで開拓出来たかもしれない。
それよりも、ハンブルグ時代(Hamburg Days)からのメンバーとの共通の友人で、音楽の才能とイラストレイタ-としての才能、そのいずれをも所有していたクラウス・フォアマン(Klaus Voorman)の、その後の"ビートルズ・ストーリー(The History of The Beatles)"で果たした役割を思えば、スチュStu)も何らかの形で、その後の彼らとの交流も続き、彼らを中心としたその後のポップ・カルチャーPop Culture)のうねりにも関わった可能性もなきにしもあらず。勿論、ニュー・ヨーク(New York)でのアンディ・ウォーホルAndy Warhol)の様な積極的な関与はありえなかっただろうけれども。クラウス・フォアマン(Klaus Voorman)に関して言えば彼は、『リボルバー(Revolver)』や『アンソロジー』プロジェクト(The Beatles Anthology Project)のジャケット作品を手掛けたり、ジョン・レノンJohn Lennon)のソロ作品に参加したりしているのだ(ここでは同じステージでベースを演奏している)。
オノ・ヨ-コ(Yoko Ono)に出逢う前のジョン・レノンJohn Lennon)にとっては、彼が最初のミューズだと、個人的には思っているのですが、如何でしょう。
あの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt.Pepper's Lonely Hearts club Band)』のジャケットには、"過去の遺物となってしまったザ・ビートルズThe Beatles)の埋葬と、新たに生まれ変わったサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt.Pepper's Lonely Hearts club Band)≒ザ・ビートルズThe Beatles)の誕生"に列席している、ありとあらゆる有名人に混じって、スチュStu)もその姿をみせているのですが....?

次回は「」。
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