2009.07.28.18.14
と、いうわけで恒例の、今週は休載ですのお知らせです。
休みの日といいながら、その日は既に暮れようとしている。
しかもその日が終わってしまえば、新たにやってくるのは、休みの日の前の日々、日常の筈なのだ。
しかし、休みの日が暮れてしまいそして果ててしまっても、その前に馴染んだ日常には還れない。
君がぼくの許から離れてしまうからだ。
君がくれた時計はぼくの手許に遺る。ぼくのあげた服は君に脱ぎ捨てられる。しかも、この時計はこれから先も、きみのいない時を刻み続ける。
本来ならば、ちいさな括弧で閉じられる筈の休みの日を閉じる事が出来ない。
過去に向けて閉じようとすれば、きみと過ごした日々総てを閉じる事になる。だからと言って、今日この日を未来へと向けられた大きな括弧の起点になし得るだろうか。
だからぼくはこころの中に降る雨を浴びながら、きみの最期の言葉を噛み締める。
たぶんさよならを好きになれるかもしれない、そう信じている。
「休みの日」
from DVD
"JUN SKY WALKER(S) 20th ANNIVERSARY NEW&LAST DVD STAY BLUE ~ALL ABOUT 20th ANNIVERSARY~
"
by JUN SKY WALKER (S)
lyrics by Kazuya Miyata music by Yohito Teraoka
次回は「ひ」。
休みの日といいながら、その日は既に暮れようとしている。
しかもその日が終わってしまえば、新たにやってくるのは、休みの日の前の日々、日常の筈なのだ。
しかし、休みの日が暮れてしまいそして果ててしまっても、その前に馴染んだ日常には還れない。
君がぼくの許から離れてしまうからだ。
君がくれた時計はぼくの手許に遺る。ぼくのあげた服は君に脱ぎ捨てられる。しかも、この時計はこれから先も、きみのいない時を刻み続ける。
本来ならば、ちいさな括弧で閉じられる筈の休みの日を閉じる事が出来ない。
過去に向けて閉じようとすれば、きみと過ごした日々総てを閉じる事になる。だからと言って、今日この日を未来へと向けられた大きな括弧の起点になし得るだろうか。
だからぼくはこころの中に降る雨を浴びながら、きみの最期の言葉を噛み締める。
たぶんさよならを好きになれるかもしれない、そう信じている。
「休みの日」
from DVD
"JUN SKY WALKER(S) 20th ANNIVERSARY NEW&LAST DVD STAY BLUE ~ALL ABOUT 20th ANNIVERSARY~
by JUN SKY WALKER (S)
lyrics by Kazuya Miyata music by Yohito Teraoka
次回は「ひ」。
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