this night wounds time, XXX 88

2023.05.19.08.07

XXX 88

そういうのはだまっていりゃいいんだよ。
あえていうほどのものでもない。
いわなくてもわかる。
わからないやつにはいってもむだ。

だってそりゃそうだろう。
そこに打算というものがあらわれるんだ。
これこれこうしたのはこれこれこういうわけ、ってな。
それがあきらかになった時点で、まけじゃあないか。

いや、いいんだよ。
そうしたければそうすれば。

だけれども、こうはかんがえないか。
ひとつおおいです。
いつもよりやすいです。
品質を向上しました。
そこにはどれも、経済がはたらいているじゃないか。

うりかいならそれでいいや。
だましあいでもなりたつだろう。

だけど、そこに無償は存在しねぇんだ。そうだろう、ちがうかい。
そしてそいつはもしかりにそこにあったとしても、くちにでた途端に霧散しちまうのさ。

いやいや、いいんだよ。
そうしたければそうすれば。
しんそこ、おまえがそうせずにはいられないなら。
それがおまえの性分なんだろう。そいつを否定するこたぁできねぇや。

第一になぜ、どうして、なんてかんがえだしたあかつきにゃあ、その時点で御破算なんだ。

なんだかわからないもの、どうしてもいてもたってもいられないもの。
もしそんなものがおまえを起動させているんだったら、もうその時点でそいつにまかせたほうがいい。
もうゆだねるしかねぇじゃあねぇか、そいつによ。

そして、もしもかんがえなくちゃならないことがあるとしたら、そっからそのさきさ。
その結果がでた時点ではじめて、おまえがなやめばいいんだ。

もちろん、その結果が破滅だとしても、さ。

おしとどめられるものならば、いつかどこかでだれかがそれをする。
そして、その時期と場所と役割は、じつははなっから決定されちまっているんさ。

[the text inspired from the song "XXX 88” from the album "No Mythologies To Follow” by *Mo feat. Diplo]