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2023.02.17.07.55

Known

すべてはあばかれ、あきらかになってしまうんだ。
白日のもと、一切合切、いずれにしても、だ。

ないしょばなしだろうと、社外秘だろうと、重要機密文書であろうと、さ。
いかなるものだって秘匿、それは完遂できっこねぇ。

そうみなしたほうがよい、そういうはなしさ。

よおくかんがえてみようや。
そこになんの価値がある。そこにどんな意味がある。
秘密にすることによって、それだからこそ、そんなものをみいだしちゃいないか。
あからさまになった時点で、無価値、無意味になってしまうんなら、どうしてそんなもののためにいらぬ努力をおしまないんだ。
ここでも目的と手段がいれこになっていやしないか。
どうなんだ、おい。

もしかしたら、それは自信のなさのあらわれじゃあないのかい。

ではないとしてもさ。

たとえば、ある特定の人物、場所、地位、まぁ、なんだっていいや。そいつにだけしられたくないんじゃないのかい。
そして、そいつがそれを入手したことによって、てめぇのみがあやうくなる、そんな危惧をいだいているんじゃないのかい。

いや、ここで性善説を採用するつもりはないんだ。
そいつにだけしられない方法をかんがえろなんてな。
どこぞのだれかにしられてしまえば、おそかれはやかれ、そいつがえるにきまっているんだ。
だからこそ、ってことさ。

そう、だからこそ、おまえはだれにもそれをしられたくない、そしてそのために血道をあげる、そういいたいんだろう。

そうじゃねぇ。そいつがしったところでへともおもわねぇ、そうほざけるような環境をつくりあげるのさ。

秘密兵器だって1発ぶっぱなしちまえば、もうその兵器は秘密でもなんでもないんだ。それをうわまわる攻撃もしくは防御をてきはつくりあげようとするのさ。
そしてつくっちまうにきまってんだ。おそかれはやかれ、な。
そのくりかえしさ。ばかばかしい。
と、なるとやることはふたつにひとつだろう、おおきくわけてな。

それをさらにうわまわるものをてきの先手をうってきずき上げるのか、でも、そのさきはどうなる、そいつははすでにおしえたよな。
じゃあどうするのか。
てきに攻撃の不毛、無意味とか無価値ってことさ、そいつを理解させるんだな。和平とかもそのための便法のひとつよ。

[the text inspired from the song "Known” from the album "Hills And Valleys” by Tauren Wells]


images
the single for the song "Known" by Tauren Wells

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