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2022.12.02.08.21

Zeit

これが奴等の最期の牙城になるんだろうな。
ぎゃくにいやあ、ここだけはけっしてあけわたしはしないのかもしれねぇ。

俺達はここまできたんだ。
だからこそ、あそこがほしい。
あそこさえてにいれられりゃあ、あいつらと同等だ。
それだからこそ、しにものぐるいになるかもしれねぇ。
あそこがあるからこそ、俺達よりも圧倒的な地位にいられるんだから。

だからといっておいそれとはてをだしたくもない。
あれがまだのこっているからこそ、俺達も安泰なのかもしれねぇんだ。
奴等を圧倒すること、奴等を凌駕すること、そのためにここまできたんだから、なぁ。

ぎゃくじゃあねぇか、そうおもうやつはてめえのむねにきいてみな。

てきがいるからこそ、やってこれたってことはあるんだから。
目標がさだまっているからこそ、みちもあてもできたんだから。
のばなし、やりたいがまま、そんな状態に放置されていたら、いつまでたっても、そこで堂めぐりしているだけだぜ。

視界をさえぎるものが一切ない荒野におきざりにされてみろよ。
そこには山脈も渓谷も河川も道路もねぇんだ。
茫然自失のまま、おっちぬだけさ。

そんなとき、どうしたらいいとおもう。
どうやってぬけだしたらいいとおもう。

くいをひとつうがてばいい。
あなほったっていいや。

そうすれば、そこが原点だ。てめえのいる場所、てめえのいく場所、もしくはてめえがかえる場所、そこがさだまるんだ。
時間、ってやつがそれさ。

そしてそいつをつかさどっているのがあいつらなんだ。

[the text inspired from the song "Zeit” from the album "Zeit” by Rammstein]


images
the single for the song "Zeit" by Rammstein

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