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2022.09.06.08.50

のりまき

その食材の定義は、食品を海苔 (Nori) で梱包したモノだと謂う。だとすると、おむすびもしくはおにぎり (Omusubi or Onigiri) と呼ばれる食材の決して少なかざるモノは海苔巻 (Norimaki) でもある。
数学 (Mathematics) に於ける集合 (Set) の考えでいけば、ある平面 (Plane) 上に存する、海苔巻 (Norimaki) と謂う集合 (Set) を意味する (Circle) とおむすびもしくはおにぎり (Omusubi or Onigiri) と謂う集合 (Set) を意味する (Circle) はどこかでまじわり、そのまじわった場所には、海苔 (Nori) で梱包されたおむすびもしくはおにぎり (Omusubi or Onigiri) が存在する事になる。

ここまでは良しとする。

ぢゃあ、おむすびもしくはおにぎり (Omusubi or Onigiri) 以外で、海苔 (Nori) で梱包した食材はないのかと謂うと決してそうではない。そしてそれらをも総称して海苔巻 (Norimaki) と呼びえるのかどうか、少し悩む。そして、その、おむすびもしくはおにぎり (Omusubi or Onigiri) ではない海苔巻 (Norimaki) は、総て、交錯するふたつの (Circle) の、共有されざる場所にあるのだろうかと、多いに悩む。
悩んだ後のそのいく先には、そうではない場合の前提を是とした場合に、考えられるだけの、おむすびもしくはおにぎり (Omusubi or Onigiri) ではない海苔巻 (Norimaki) の集合 (Set) を、ひとつの平面 (Plane) 上にそれぞれ描き、その光景を一望の許に眺められるのか、おぼつかなくもなってしまう。3次元 (Three-dimensional Space) ならばどうなのか、否、それ以上の次元 (Multidimensio) が必要なのか。そしてそんな考察を推し進めていくと、どこかでばったり則巻アラレ (Arale Norimaki) に遭遇してしまって絶句してしまうのではないか。

と、一進一退をしてしまうと、途端に、こんな疑問も生じてしまい、たちどころに足許を掬われてしまう。
そもそも。
おむすびもしくはおにぎり (Omusubi or Onigiri) の定義ってなぁに? 海苔巻 (Norimaki) であっておむすびもしくはおにぎり (Omusubi or Onigiri) ではない食材とはなぁに? と。

そして、その一方で、実はこんな問題もぼくは抱えているのだ。

ぼくの中では、河童巻 (Kappa-maki) や鉄火巻 (Tekka-maki) は 海苔巻 (Norimaki) ではない、のだ。
ぼくにとっての 海苔巻 (Norimaki) とは、海苔 (Nori) で梱包された円筒形 (Cylindrical) のかたちにまるめこまれたごはん (Rice)、その中心軸に位置するのは干瓢 (Kanpyo) なのである。つまり、一般では干瓢巻 (Kanpyo-maki) と呼ばれる食材こそがぼくにとっての海苔巻 (Norimaki) なのだ。

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柳々居辰斎 (Ryuryukyo Shinsai) 画『寿司と屠蘇 (Sushi And New Year’s Sake)』 1810年頃の作

次回は「」。

附記:
海苔巻 (Norimaki) の干瓢 (Kanpyo) が本来あるべき場所を、胡瓜 (Cucumber) が占拠したモノを河童巻 (Kappa-maki) と呼び、同じく (Tuna) が占拠したモノを鉄火巻 (Tekka-maki) と呼ぶのである。
ぼくの幼い頃は、海苔巻 (Norimaki)、河童巻 (Kappa-maki) 、鉄火巻 (Tekka-maki) があるだけで、助六寿司 (Sukeroku-sushi) は全く異なる場所にある [それは何故かと謂うのは、当時のぼくの食生活に基づくモノである、とだけ、ここでは告げておこう]。
後年、スーパーマーケット (Supermarket) 等で、寿司バイキング (Self Service For Sushi) なる販売形式が流通した際、それ以外の食材が起用されたモノも販売される様になったと記憶している。
そして、節分 (Setsubun) の風物詩、恵方巻 (Ehomaki) はそれよりもさらに後の登場である。
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