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2022.02.18.08.52

Kidz With Gunz

理想論を今更、ふりまいたところでどうにでもなるわけでもねぇ。
さりとて、現実をみすえれば、いたましくなるばかりよ。

だからといって、わすれちゃならぇ。
と、いっても、おためごかしの平和論なんかにゃあようはねぇんだ。

いま、このおれたちがどうにかこうにか、ここまでこれたのは、たたかってきたからだ。
そして、なんとかそのばをいきのびてこれたからだ。
かちぬいてきたなんて、いいたくてもいえねぇぜ。
単純にうんがよかった、それだけのこった。
ちからがあるとか、あたまがいい、そんなものはにのつぎさ。
最期にものをいうのは、うん、でしかねぇ。
たまたま、そこにいた、もしくは、たまたま、そこにいなかった。
たまたま、そいつをみつけられた、もしくは、たまたま、そいつからのがれられた。
そんなもののくりかえしよ。それがずうっとつづいてきた、その結果さ。

そして、それを、ほんのすこしだけでも確実にするためって、ことさ。
ちからはたくわえたほうがいい。あたまはきたえたほうがいい。ってぇのはよ。
なぁ、そうだろう。

そのため、そのためだけのもの、そのためにやくだつものは、つねにそばにあってほしくねぇかい。
そして、こいつがそれ、ってぇわけよ。

だからといって、それがどこのどいつにも通用するってぇことじゃあねえんだな。
おれにとってこいつがあるように、おまえにとってはあれがあるだろ。
かりにこいつとあれを交換しちまったら、そこで一巻のおわりよ。
一見、便利至極のものを、最新最強のものを調達できたとしても、そいつがつかいこなせなきゃあ、御陀仏まちがいなしよ。

だからといって、なげくこたぁねえ。
つまりよ、どこのだれだって、こいつやあれに相応するものがあるんだ。絶対にどこかにな。
それをいちはやくしって、いちはやくてにいれられすれば、そっからさき、だれしもが安閑としてられるのさ。

そう、おしえるべきは、そのことよ。
武器のもちかたなんかじゃあねぇ。


[the text inspired from the song "Kidz With Gunz” from the album "Alive And Living” by Skeme feat. Schoolboy Q]


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