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2022.01.14.08.26

Flame Trees

けっしてかわらぬものがある。
おまえがうまれたときにはすでにそこにあり、物心ついたおまえがその存在をしり、おまえのそだつすがたをみまもってきたそれがすだつおまえをみつめている。

だからおまえはこうおもう。
いつかかえってくる、そのときにはそいつがおまえをむかえてくれる。
成功したおまえをことほいでくれるのかもしれないし、無一物となったおまえをいやしてくれるかもしれない。
それがおまえにとってのなにがしか、原動力とにでもなるのならば、それはそれでよいだろう。

だからといって郷愁のためのものにしてしまうのはいかがなことか。

それがひとつの手段であるのならば、それでいいだろう。ねむれぬよるがあけるまで、そいつのおもいでとやらにふけるおまえをせめたりはしない。
しかし、そのためにおまえの生活があるわけではない。

だからこそ、かえるなとおれはおまえにいう。

かりにそれがうしなわれていたら、どうする。
おまえにはかえる場所を永遠になくしてしまうのだ。
かりにそれがかつてのままだったら、どうする。
おまえにはかえる場所をうばわれてしまうのだ、その場合もな。

怪訝なかおをするな。
おれがいいたいのは、こういうことさ。
このおれは一体、どうなる、いまのここをどうしてくれる。
てな。

[the text inspired from the song "Flame Trees” from the album "Twentieth Century” by Cold Chisel]


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