2020.06.26.08.43
まぁ、おまえの親兄弟くらいはゆるしてもいいのだが。
契約をかわしているわけでもない。
法律をおかしたわけでもない。
常識しらずといいたいやつはいるだろうが、常識とやらもときにのりこえるべきときがある。
いまが、それなのかはおれはしらぬ。だが、いまのおれはそうしたかったんだ。
そして、そんな非常識な物語に感涙しているやつらもいることはわすれられてもこまるんだ。
無論、主人公をきどるつもりはないさ。
単純に、二枚舌はきにくわない、それだけのはなしさ。
おっと、そういうおまえこそ二枚舌だって?
じゃあ、同病愛哀れむってやつだな。おたがいさまさ。
おなじむじながあらそって、きづつけあってもだれのとくにもならない。
漁夫の利をかっさらうやつは、えてして、こんな場所にはのうのうとあらわれないってものさ。
どこぞでほくそえんでいるのさ。いまのおれたちをながめながら、な。
それでもそうやって批難するのならば、こういってやろう。
うらやましいのさ。
ねたましいのさ。
おまえはきっと。
障害をのりこえて自己の欲求をつらぬく物語になみだする、それのうらがえしってわけだ。
虚構の主人公にはてめえを投影して、なぐさめることはできる。
でも、現実にいるおれに、それをするのははらただしい。
そういうことではないのかな?
すべては保身、さもなければ臆病からはっしている。
おれはそうおもっているのさ。
[the text inspired from the song "Cheat On Me" from the album "Ignore The Ignorant
- 関連記事
-
- Elected (2020/07/10)
- Deja Vu (2020/07/03)
- Cheat On Me (2020/06/26)
- Boom (2020/06/19)
- Against All Odds (Take A Look At Me Now) (2020/06/12)