2020.05.01.10.13
おれたちの生は、科学と宗教のあいだをいったりきたりする、そんなようなものさ。
そう断言したら、きくみみをもってくれるかね。
科学とはなにか。
宗教とはなにか。
それをここで厳密に説明できるわけでもないし、それにその必要もないだろう。
単純にいえば、絶対性を要求するふたつのあい対立する存在があって、その間隙をぬうようにしておれたちは暮らしているってことだ。
めんどくさいだろう。
おれだってめんどくさい。
もっと、わかりやすくいえば、ふたりの支配者がそれぞれの領地に君臨して、おれたちひとりひとりに服従を要求しているってことさ。
そして、どちらの軍門にくだるべきなのか、いつまでたってもおれたちには決断がつなかいってことなんだよ。
たとえば万物は生成流転するものなのか否かととえば、一方は諾といい一方は否というわけだ。
(この際のことだからひとことつけくわえれば、どちらがどちらの解答をくだしたのかはかんがえちゃあいけない。)
で、おれたちは、ふたりが縷々とかたる解説やいくつもいくつもくりだす証拠にまどわされつづけるってわけだ。
なさけないはなし、さ。
でも、いずれにもくみしないからこそ、おれたちはとりあえずのところ、こうやってやってこれたっていってもいいんじゃあないかな。
そのばそのばで、自身にとって好都合なほうを選択しているわけだ。おれたちのだれもが、な。
それを批判するのはたやすいが、そこから脱却することは、そう簡単なはなしじゃあない。
でも、わざわざ、そうする必要もあるのかい?
てめえが不幸ならば、いつかどこかでここからぬけだせるって希望もあるわけだし、てめえが幸福ならば、いつまでもどこまでもこれがつづけばいいってねがうだろ?
それは、おれたちが宗教にも科学にも屈服しないで、ちゃらんぽらにそのひぐらしをしているおかげだ。
御都合主義と非難もされようが、それだからこそ、ってこともないわけじゃあない。
[the text inspired from the song "Up" from the album "The Awakening
" by James Morrison feat. Jessie J]
そう断言したら、きくみみをもってくれるかね。
科学とはなにか。
宗教とはなにか。
それをここで厳密に説明できるわけでもないし、それにその必要もないだろう。
単純にいえば、絶対性を要求するふたつのあい対立する存在があって、その間隙をぬうようにしておれたちは暮らしているってことだ。
めんどくさいだろう。
おれだってめんどくさい。
もっと、わかりやすくいえば、ふたりの支配者がそれぞれの領地に君臨して、おれたちひとりひとりに服従を要求しているってことさ。
そして、どちらの軍門にくだるべきなのか、いつまでたってもおれたちには決断がつなかいってことなんだよ。
たとえば万物は生成流転するものなのか否かととえば、一方は諾といい一方は否というわけだ。
(この際のことだからひとことつけくわえれば、どちらがどちらの解答をくだしたのかはかんがえちゃあいけない。)
で、おれたちは、ふたりが縷々とかたる解説やいくつもいくつもくりだす証拠にまどわされつづけるってわけだ。
なさけないはなし、さ。
でも、いずれにもくみしないからこそ、おれたちはとりあえずのところ、こうやってやってこれたっていってもいいんじゃあないかな。
そのばそのばで、自身にとって好都合なほうを選択しているわけだ。おれたちのだれもが、な。
それを批判するのはたやすいが、そこから脱却することは、そう簡単なはなしじゃあない。
でも、わざわざ、そうする必要もあるのかい?
てめえが不幸ならば、いつかどこかでここからぬけだせるって希望もあるわけだし、てめえが幸福ならば、いつまでもどこまでもこれがつづけばいいってねがうだろ?
それは、おれたちが宗教にも科学にも屈服しないで、ちゃらんぽらにそのひぐらしをしているおかげだ。
御都合主義と非難もされようが、それだからこそ、ってこともないわけじゃあない。
[the text inspired from the song "Up" from the album "The Awakening
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