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2020.02.21.10.29

Knocks Me Off My Feet

そりゃ、おれにだってあるさ。
さとりのいきに達した哲人でも、我欲をすてた仙人でもないんだから。
生身の人間には至極当然。
いつも屁理屈やら蘊蓄やらでしのいできているおれにだって、予想外の出来事がおきないわけもない。むしろ日常茶飯事、ないほうがおかしい。

まじめなはなし、それがなくなってしまったら、ぎゃくにおしまいさ。

基本、毎日毎日は単調でおなじことのくりかえし。
むしろ、そうすることによってはじめて、能率とやら効率とやらをかせいでいるのさ。
そして、それを何度も何度もくりかえして、その結果、退屈やら倦怠とやらをむかえるってわけだ。
だけれどもそこから脱却する手段はみあたらない。なぜって、らくをするためにそうしているのだもの。そして、らくであること、それこそが、そいつをよびこんでいるからさ。表裏一体、不可分至極のもの、ってわけさ。

なにも、仕事のことばかりぢゃあない。恋愛だって、人間関係だっておんなじことだろう。

それゆえに、それがおきるのさ。
そして、はじめて、全体がみえてくるわけさ。能率や効率、そして、退屈と倦怠のむこうにあるものも、ね。

だから、それは、おきなきゃこまるし、ぎゃくにおきてもこまる。
だが、それがあってはじめて、つぎがくるんだよ。

めにうつっていながらみえていないものがみえてくるだろうし、みみにしながらもひびいいてこないものがきこえてくるのも、そんなときをむかえてのこそだ。

だから、事件や事故は、歓迎したほうがいい。

もちろん、不幸、それが肉体にとってのものであっても精神にとってのものであっても経済にとってのものであっても、それはあらかじめ回避する努力はする。
しかし、それでも、そいつはおきてしまうんだな。

だからこそ、全身全霊をもってうけとめたほうがいいのだよ、想定外というやつは。

かなしければかなしめばいいのだし、いたければいたがればいい。
ぎゃくもそう。

ひとがまっしょうじきに自己をさらけだしてもおとがめがないのは、そんなときだけさね。

[the text inspired from the song "Knocks Me Off My Feet" from the album "Songs In The Key Of Life" by Stevie Wonder]


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