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2019.12.20.10.56

Bound For The Floor

ここにあるたまをこうしてだな、足許の地面にたたきつける。
そうすると、ほら、手許にもどってくるだろう。

それをちからいっぱい、こうしてやれば、おれたちのあたまをこえていく。
ぎゃくに、そおっとおとせば、足許をころがるだけだ。
もちろん、なげつける角度をかえてしまえば、あさっての方向へといってしまうだろうし、そうでなくても、足許にいしころでもころがっていれば、しあさってがやってくる。

なんのむずかしいことではない。
むずかしくしたかったら、学問をきわめていけばいいだけのはなしだが、ここはそんなことをかたる場所ではない。

では、これはどうか。さっきのたまのかわりにこいつで、おんなじことをためしてみる。

うまくいかない。
もどってくる位置がひくいのだ。
ぢゃあ、といってもっとちからまかせにやってみると、さっきよりさらにひどい。
ぎゃくに、かるくてばなしてやると、意外にも頭上よりもたかくあがる。

どうしたものだろうね。
つまり、ちから加減にはただしく反応してくれないのだ。

そして、おれたちがやるべきことはふたつある。
すくなくとも、な。かんがえればかんがえるだけ対策はでてくるだろうが、とりあえずのふたつだ。

ひとつはこいつをあきらめること。
もうひとつはちからとはことなる方法をためすことだ。

そして、おまえはさっきからべつのことばかりがきになっている。
こいつ、とは一体なにか、一体、なんの比喩だろうか、ってね。

[the text inspired from the song "楽曲名Bound For The Floor" from the album "As Good As Dead" by Local H]


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