2019.07.05.10.16
ないよりはあったほうがいい。
いや、この場合、いたほうがいい、そういったほうがとおりがいいかな。
きみと相手とのそのあいだに、さ。
いまだって、おれときみのほかにもうひとりあったほうがいいんだぜ。
もちろん、会話に不自由はない。おなじ言語だからね、ふたりとも。
だからといって、ぼくにとってのこれがきみにとってのあれだとはかぎらない。
これとあれとが同一物である、それをしるには第三者がいたほうがいい。そういうことだ。
もちろん、ぼくたちのあいだにたつそいつが正確に翻訳してくれる保障はないさ。まちがっている場合もある。いや、まちがう場合のほうがおおいだろう。
それでいいのさ。それがそいつの役目だもの。
ふたりのあいだでとびかっているものがつねにふたしかであやふやなものである、それを自覚させてくれるのがそいつの、本来の役割さ。
それを前提にしてすすめるのが最高の、いわゆる危機管理になるはずだよ。
たとえばきみがあるひとをあいするとする。そんなときだけは、ごめんこうむりたい、きみはそうおもうかもしれない。ふたりっきりでいたいってね。
だけど、いいかい。きみが危惧するようにそいつもそのひとをあいしてしまうかもしれない。そのひとがそいつをってこともありうるよな。
そのときになってはじめて、真実があらわれるってもんだよ。
なにがほんとうでなにがうそで、そして、なにが必要でなにをもとめなきゃならないかって。
きみ自身の内心がすがたをあらわすのはそんなときでしかない。
[the text inspired from the song "Decode" from the album "Brand New Eyes
" by Paramore]
いや、この場合、いたほうがいい、そういったほうがとおりがいいかな。
きみと相手とのそのあいだに、さ。
いまだって、おれときみのほかにもうひとりあったほうがいいんだぜ。
もちろん、会話に不自由はない。おなじ言語だからね、ふたりとも。
だからといって、ぼくにとってのこれがきみにとってのあれだとはかぎらない。
これとあれとが同一物である、それをしるには第三者がいたほうがいい。そういうことだ。
もちろん、ぼくたちのあいだにたつそいつが正確に翻訳してくれる保障はないさ。まちがっている場合もある。いや、まちがう場合のほうがおおいだろう。
それでいいのさ。それがそいつの役目だもの。
ふたりのあいだでとびかっているものがつねにふたしかであやふやなものである、それを自覚させてくれるのがそいつの、本来の役割さ。
それを前提にしてすすめるのが最高の、いわゆる危機管理になるはずだよ。
たとえばきみがあるひとをあいするとする。そんなときだけは、ごめんこうむりたい、きみはそうおもうかもしれない。ふたりっきりでいたいってね。
だけど、いいかい。きみが危惧するようにそいつもそのひとをあいしてしまうかもしれない。そのひとがそいつをってこともありうるよな。
そのときになってはじめて、真実があらわれるってもんだよ。
なにがほんとうでなにがうそで、そして、なにが必要でなにをもとめなきゃならないかって。
きみ自身の内心がすがたをあらわすのはそんなときでしかない。
[the text inspired from the song "Decode" from the album "Brand New Eyes
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