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2019.05.31.08.31

Yes I Will

そういわれりゃうれしいよな。
そいつがおまえを全肯定したわけだから。
いや、それともなにかい? それが自明、当然の摂理だとでもおまえはいいたいのかい?

と、いうことは、そういわざるをえないところにおまえはそいつをおいこんでいることになる。

いいともわるいともおれはいわない。
それが必須の場合がないわけじゃないからね。
いや。おそらく、その場合の方がおおいだろうな。

そういうときははなしは簡単だ。
そいつの言葉尻をとらえて、おまえのおもうがままにそいつをつかいこなせばいい。むしろ、そうしなければならない。そんな状況におそらくおまえはいるのだろう。

生死をとさねばならないとき、しかも、往々にしてそこに権力が介在する場合、そんなときをおれは想定しているんだがね。

では、そうではない場合はどうなのか。
問題はそこさ。

さっきおれは全肯定ということばをつかってみた。
おまえは、その発言のみでそいつを全肯定できるのか。そんなはなしさ。

ひとことでいえば、たとえその発言をひきだせたとしても、とどのつまりはうかびあがる疑念にさいなやまされるのがおちってものなのだ。
生死だの、権力だのがはかりにかかずらっていても、おなじこと。
うらぎるときはいつだってうらぎる。信頼をだいなしにするのは、だれにとっても簡単なことだ。

つまりさ、そのことばがなにを保障するものでもないってことなんだよな。
さもなければ、あやうい薄氷のうえにおれたちはたたされている、ってことなのさ。

[the text inspired from the song "Yes I Will" feat. Heather Headley from the album "Bright Faith Bold Future" by Vertical Worship]


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