FC2ブログ

2019.04.26.11.42

Tone It Down

おわるときはいつもひとりさ。
たとえどんなにおおぜいがかかずらったものごとだとしても、たとえどんなにでっかくうちあげたとしても、おわるときはいつもたったのひとりさ。

そんなわかりきったことほざくと、とたんに反論がくるかもしれないよな。
でっかくうちあげておわらせることはできる。おれは絶対に失敗はしない。参加者や関係者をよべるだけよんではなばなしくおいわいをするのだ、ってな。

まぁな。のんでうたってさわいでおおはしゃぎはできるよな。そのときはおれもよんでくれるといい。花束のひとつくらいはもっていってやるさ。
だけれども、そのいわいのせきがおわったらどうなるんだい。
ひとりさり、ふたりさり、おまえは2次会でも3次会でもひらきたそうなかおつきだが、その宴席の参加者は徐々にへっていく。ふえることはない。もしもひとがふえたとしても、おこぼれにあずかろうっていうむしのいいやからばかりだ。いくらおまえだってそんなやつらはおことわりだろう。
それに第一、かりにそいつらの面倒もみてやったとしてもさ、会計のときにのこるのは財布をもったおまえだけなのだから。

自明のはなしさ。

でも、それでいいんじゃあないのかい。
ものごとはいつも、軟着陸がいいのにきまっている。事態の結果をみずに、急転直下のまっさかさまなんて、だれだっておことわりってはなしさ。
ゆっくりゆっくり、すこしづつすこしづつ、最終局面をむかえる。それにしくことはない。

機長としてのおまえのうでまえはけっしてだれもほめないだろう。
だが、それこそがおまえの腕のみせどころだ。
あいつはすごかった、そんなことばがとびだすのは、やばい事態があってのことだろう。そうじゃあないのかい。

もっとも、てめえ自身の最終局面だけはそうはいかないよな。
蝋燭のほのおがきえるように、この世からさっていく。それだけは勘弁というおまえを、おれは否定しないさ。
くるしむまえにとっとと逝っちまいたいってのは、どこのだれもがもつ本音というものさ。

[the text inspired from the song "Tone It Down" from the album "Mr. Davis" by Gucci Mane feat. Chris Brown]


関連記事

theme : 今日の1曲 - genre : 音楽

a song for you | comments : 0 | trackbacks : 0 | pagetop

<<previous entry | <home> | next entry>>

comments for this entry

only can see the webmaster :

tackbacks for this entry

trackback url

https://tai4oyo.blog.fc2.com/tb.php/2777-5f8fcae6

for fc2 blog users

trackback url for fc2 blog users is here