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2018.02.02.09.51

Eleanor Rigby

会葬者がひきもきらない
しかもみずしらずの、遺骸もない葬儀に、だ。

たしかにそんな名前のおんなはいた。
しかし、だれも彼女をみとったわけではない。

いつもいたその場所からある日、あるおんながすがたをけしてしばらくしたある日、法的な死が彼女に確定した。

本来ならば、それだけのはなし。
よくあるはなしのありうべき結末のひとつ。
だれにとってもまったく無縁な死、それですむはずだった。

にもかかわらずに、あたかも世界中がその死をおしむかのような今日の様相だ。
なぜだか、わかるか。

かなしみや同情がそこにあるのではない。
なぐさみやいましめでもないだろう。

ただ、おそろしいのさ。
ただ、不安ばかりがつのる。そして、それにおしつぶされてしまいそうになる。
しかもそのうえに代替、あなうめの方法がわからないのさ。

孤独 - そんなあまったるいことばだけで、彼等を形容できるわけがない。

[the text inspired from the song "Eleanor Rigby" from the album "Revolver" by The Beatles]


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