2017.06.30.11.45
めのまえにまっくらな、おおきな闇がひろがっている。
それはふかくてひろい。
ひとはそれを虚無というだろう。
だがたいていのものはそこでおじけづいてそこからもとへとひきかえす。
批難はしないさ。だれもがもとめているのは安穏で退屈な毎日、それを否定する気は毛頭ない。
だけれども、なかにはおろかなものもいるだろう。
あたかも自分だけが虚無であるかのようにふるまうやからさ。
でも、そんなやつらにかぎって、いざ本物に遭遇すればあわてふためく。
さっきまでのあのそぶりはどうだい。それがいまとなってはあのざまさ。
それでもいいのならば、おれについてこい。
腕の2,3本もうしなって、内臓をさらけだして血まみれになってのたうちまわる。そうしてようやくたどりつくのが真理さ。すべてをうばわれて、なにもかもうしなったそのさきにあるのさ。
それがわかればもうこわいものはない。
虚無のむこうへつきぬけるのだ。
おれはいつだってここにいる。
ああ、にげたければにげろ。いまのうちにな。
おれが本性をさらけだすそのまえに。
[the text inspired from the song "Zombie" from the album "No Need To Argue
" by Zombie]
それはふかくてひろい。
ひとはそれを虚無というだろう。
だがたいていのものはそこでおじけづいてそこからもとへとひきかえす。
批難はしないさ。だれもがもとめているのは安穏で退屈な毎日、それを否定する気は毛頭ない。
だけれども、なかにはおろかなものもいるだろう。
あたかも自分だけが虚無であるかのようにふるまうやからさ。
でも、そんなやつらにかぎって、いざ本物に遭遇すればあわてふためく。
さっきまでのあのそぶりはどうだい。それがいまとなってはあのざまさ。
それでもいいのならば、おれについてこい。
腕の2,3本もうしなって、内臓をさらけだして血まみれになってのたうちまわる。そうしてようやくたどりつくのが真理さ。すべてをうばわれて、なにもかもうしなったそのさきにあるのさ。
それがわかればもうこわいものはない。
虚無のむこうへつきぬけるのだ。
おれはいつだってここにいる。
ああ、にげたければにげろ。いまのうちにな。
おれが本性をさらけだすそのまえに。
[the text inspired from the song "Zombie" from the album "No Need To Argue
- 関連記事