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2017.06.04.18.13

これもまた悪い夢の続き 95.

こんな夢をみた。

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the poster for the movie "Dr. Akagi" directed by Shohei Imamura

地下道を歩いている。一直線に延びるなだらかな下り坂だ。そとは雨が降っていて少し遠回りだが、ここなら濡れない。平日の午前中、会社ならばもうすぐ午休みになる。

向こうから見知った顔がやってくる。かかりつけの医者だ。白衣を着ているからひとめでわかる。
診察時間の筈だが、どうしたことだろう。
そして、ぼくを気づくや否や、息急き切ってこちらに向かってくる。

「捜していた。なぜ、診察をうけない」
開口一番の台詞がこれだ。

この1ヶ月、彼の治療を受けていた。週に2回、週明けと週末だ。
だが、それも前回、経過観察ということで解放されていた。処方箋は1ヶ月分もらってある。
余程、具合が悪くならない限り、行く必要もない。さもなければ、薬がなくなった頃だ。

しばらく言葉のやり取りがある。彼の主張とぼくの記憶が衝突する。
だがやはり白衣の権力にはかなわない。
そのまま彼につれられて診療所にむかう事になる。

いつも静かな病院がやけに騒がしい。
業者が何人も入り込んで、壁だの床だのを補修している。
引っ越しでもするのだろうか。

馴染みの看護師がひとり、這いつくばって、大きな模造紙を幾枚も束ねている。くるくるくると巻き上げて、細い筒を幾つもつくっている。
声をかけると顔をあげて立ち上がり、ぼくの腕を引っ張っていく。
そして、作業中の業者に引き合わせる。
何故、この場面で自己紹介しなければならないのか解らない。それは相手も一緒だ。
きっと彼女は、慣れぬ忙しさで混乱しているのだろう。

医者に呼び出され、診察室にはいる。ここでも作業中だ。

医者は、幾つもの色で塗り分けられた白地図の様なものを示しながら、ぼくに説明する。
この塗ったくられた地図がぼくの身体なのだ。

このあと、会計の場面で一悶着あるのだが、それは憶えていない。
そこは空港の通関の様な場所で、幾つもある窓口のそれぞれに、夥しい人々が順番に並んでいる。

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dvd pacage for the movie "Kai-On" directed by Shutaro Oku
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