2016.09.09.11.36
すでに敵のなすがままだ。
この街はもう壊滅した。国の機能もだめだろう。
日没と同時に敵が襲来し、空はやつらのおもいのままだ。
おれたちはむしけら以下の存在なのだ。
ビルというビルが破壊され、闇のなかに紅蓮のほのおがうかびあがる。
警察も消防も一切が不能、軍は最初に絶滅した。
屍体、くろこげの屍体。
たすけをもとめる声もきこえるが、それどころではない。
おれだっていずれはやつらと同類だ。
そしてたどりついた。
ほんの偶然だ。
まさかな、まさかのおれがな。
にげだしてたどりついたそのさきが、教会だったとはな。
おわらいぐさだ。
やけおちてかつての威容はきえうせはてたが、ここがそれだとすぐにわかる。
信仰のシンボルが、おれのめのまえに倒壊しているのだから。
[the text inspired from the song "Judgement Night" from the soundtack album "Judgment Night
" for the movie "Judgment Night
" directed by Stephen Hopkins]
この街はもう壊滅した。国の機能もだめだろう。
日没と同時に敵が襲来し、空はやつらのおもいのままだ。
おれたちはむしけら以下の存在なのだ。
ビルというビルが破壊され、闇のなかに紅蓮のほのおがうかびあがる。
警察も消防も一切が不能、軍は最初に絶滅した。
屍体、くろこげの屍体。
たすけをもとめる声もきこえるが、それどころではない。
おれだっていずれはやつらと同類だ。
そしてたどりついた。
ほんの偶然だ。
まさかな、まさかのおれがな。
にげだしてたどりついたそのさきが、教会だったとはな。
おわらいぐさだ。
やけおちてかつての威容はきえうせはてたが、ここがそれだとすぐにわかる。
信仰のシンボルが、おれのめのまえに倒壊しているのだから。
[the text inspired from the song "Judgement Night" from the soundtack album "Judgment Night
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