2015.04.08.06.12
さいこうび百だいの過客はガデム也
きみの眼を撫でて紫ほおにぬる
死ぬまへに裂ひた半身がこひしくて
珈琲の匙を鳴らして顎だして
その娘はたち齢の数だけ指ありき
きみの眼を撫でて紫ほおにぬる
死ぬまへに裂ひた半身がこひしくて
珈琲の匙を鳴らして顎だして
その娘はたち齢の数だけ指ありき
- 関連記事
-
- 俳句:ごくなぬか 第156週 (2015/04/15)
- 俳句:ごくなぬか 第155週 後篇 (2015/04/08)
- 俳句:ごくなぬか 第155週 前篇 (2015/04/08)
- 俳句:ごくなぬか 第154週 後篇 (2015/04/01)
- 俳句:ごくなぬか 第154週 前篇 (2015/04/01)