FC2ブログ

2008.03.30.14.07

これもまた悪い夢の続き 09.


"Summertime"
written by
George Gershwin,
this live sequence from the album.
"Miles & Quincy Live at Montreux"
his first studio - recording is included in the album
"Porgy and Bess"
played by
Miles Davis.

こんな夢を観た。
帝王と呼ばれる男が最期のレコーディングを行うと言う。遂に引退を決意したらしい。その最期のレコーディングは、知人・友人等、ごくわずかの人間を招いた公開レコーディングという事になった。しかも、それをこの東京で行うのだ。
どうやら、僕もこのファイナル・レコーディングの場にもぐり込める事となった。とは、いうものの、さすがに帝王の演奏を直に体感出来る会場には、僕のスペースはないらしい。別室での試聴という事になってしまった。

(だからといって、素直に別室で彼の演奏を堪能できる筈もなく、実はある極秘の作業をしていたのだ)

どうやら無事に公開レコーディングも終了し(勿論、僕の極秘の作業も滞りなく終って)、この歴史的な場に立ち会った総ての人の労を労う段取りとなった。レコーディング会場(そして僕のいた場所)とは別室に、ささやかだけれども豪勢な(なんといっても帝王が同席するかもしれないのだ)パーティが用意されている。

そのパーティ会場にぞろぞろと人々が昂揚した面持ちで雪崩れ込んでいるその隙に、僕はある人物に事の次第が無事に終了した旨をこっそりと告げる。彼は黙って頷きながら、茶色の封筒を僕に手渡す。中身は確認する必要もない、僕も黙ってそれを胸ポケットに押し隠す。

すると、彼は一変して笑顔で僕に話しかける。
「せっかくだから、紹介しておこうか」
そう言って、僕達に背を向けて談笑していたある男性を招き、僕に名刺を差し出す様に促した。

紹介されたその男性はにこやかに僕に話しかける。
「君は、会う度に、名刺が違うねぇ」

僕は照れ隠しにはにかみながら適当にお茶を濁すのだけれども、少なくとも、彼は僕のオモテしかしらない筈だ。だから、転職してばかりの僕を揶揄しての発言だろう。

すると、この会場全体に一瞬、緊張が走る。帝王がとりまきのスタッフと現れたのだ。しかしながら、彼は会場入り口で二言三言発言して、この場を立ち去ってしまった。幾人かは、立ち去る彼を追い駆けて、この場を立ち去ったが、多くのモノは安堵の表情を見せて、中断してしまった談笑と会食に戻ってゆく。

ほんの一瞬みえた、去り逝く帝王の、生の姿に想いを馳せていると、後ろから肩を叩かれる。振り返ってみると、不釣り合いな男女が立っていた。
背の低い男は、その低さをさらに強調するかの様に横柄に構え、その隣の女性は高いヒールでさらに大きくみえた。
「よく紛れ込めたねぇ」
その男は、嫌みとも皮肉とも言えない様な感想を漏らす。僕から観れば、彼がここにいられる事の方が不思議なのだが。
「ぢゃあ、俺は他の知り合いに挨拶して引き上げるから」
と、身勝手にも程があるのだけれども、初対面の男女を置いてきぼりにして、その男はこの場から立ち去ってしまう。その身勝手さにあっけにとられながらも、残されたその女性に初対面の挨拶をしようとすると、
「あなたの事はよく知っているわ」
と、一方的に寄り切られてしまう。


if you are interested in his adventure,Please check it out,
his soundtrack album"My Name Is Bond ... James Bond"

程なくして、パーティの終了が告げられる。主賓がとっくに立ち去っているのだから、当然な話だが、程よく酔いと疲労がまわりだした人々にとっては、早すぎる仕打ちである。

"僕達"も引き上げる事になったのだが、いつのまにか、彼女が僕の腕をとっている事に気づく。会場を後にし、とりあえず最寄りの駅まで歩を進めているのだけれども、彼女の高い柔らかい胸が僕の腕にあたる。
そして、この胸の暖かさから次第に彼女の正体が思い出されてくる。
それは...。

大通りに出て、ふたりしてカラのタクシーをつかまえようとしながらも、どうやって、彼女の魔手から逃げだせるのかと、その事ばかりが頭の中で大きくなってゆく。
関連記事

theme : 今日の出来事 - genre : 日記

nightmare continues | comments : 0 | trackbacks : 0 | pagetop

<<previous entry | <home> | next entry>>

comments for this entry

only can see the webmaster :

tackbacks for this entry

trackback url

https://tai4oyo.blog.fc2.com/tb.php/151-b862b2b4

for fc2 blog users

trackback url for fc2 blog users is here