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2014.03.18.06.25

ごーぐるそれをしろ

3年前の丁度、今時分の頃だったと思う。ぼくの今のこのブログのアクセス数が急激に増え始めたのは。それも、随分昔に書いた、ある1頁だけのアクセス数の事である。
閑古鳥が啼いている (That store has hardly any customers.) 様なと、自分自身で貶める様な表現は使いたくないが、まぁ、実際に、冷静に、客観的に観ても、そんなに人気のあるモノではない。それは解っている。だから、逆に狼狽えた。

件の頁はこの頁で、所謂ロックンロールの古典的なある楽曲 (One Of The Rock ’N’ Roll Classicks) を紹介してあるだけだから、そおゆう音楽を求めるヒトにとっては、なんらかのニーズを満たす可能性がない訳ではない。ぼくの今のこのブログの中でも、乏しいアクセス数の中でも相対的には、1, 2を争う人気頁である事は、それ以前からの実績で、理解していた。

でも、その限度と謂うモノを大きく乗り越えて、毎日毎日、アクセス数は、増え続けていたのだ。しかも、それは3年前のある日を境にして、だ。

結論から謂ってしまうと、その原因は単純明快だ。
RCサクセション (RC Succession) の『サマータイム・ブルース (Summertime Blues)』 [1988年発表 『カヴァーズ (Covers)』収録] を紹介していたからだ。
オリジナルはエディ・コクラン (Eddie Cochran)。1958年の発表だ。その原曲の歌詞を大胆に忌野清志郎 (Kiyoshiro Imawano) が改変し、反原発ソング (A Song For Anti-Nuclear Power Movement) としての風体をかね添えている。そして、それ故に当時の所属レコード会社東芝EMI (Toshiba EMI) からこの曲を収めたアルバムは発売中止。その1年後、発売元をかつての所属レコード会社キティレコード (Kitty Records) に変えて発表されたと謂う、曰く付きの楽曲だ。

猶、その頁ではこの楽曲のそのRCサクセション (RC Succession) によるカヴァー・ヴァージョンそのものは、文章全体の流れから登場しているだけなので、この頁今、ここで書いた事以上の記述はありません。だから、態々、当該頁にアクセスする必要もありません。

たった3年前の出来事だから、何故、その当時、この楽曲が俄に注目が集まったのか、ここで、くだくだしく、書き綴る必要はない、と思う。

変な憶測をされたり、あらぬ誤解を誘発させるのも嫌なので書いておくけれども、この楽曲カヴァーの首謀者のひとり、忌野清志郎 (Kiyoshiro Imawano) は2009年に亡くなっている。今から数えて5年前、当時からみれば2年前の事だ。遅ればせの彼の追悼なんて、へったくれなんかではないのは、否定のしようはないだろう。

images
ところで、表題に掲げた『ゴーグル、それをしろ (Your Goggle, Get It On)』は、1987年発表の、じゃがたら (Jagatara) のアルバム『ニセ予言者ども (Nise Yogensha Domo)』に収録された楽曲名。
掲載画像は、そのアルバム・ジャケットだ。
リーダー、江戸アケミ (Edo Akemi) の精神的疾患から活動を休止していたバンドがシーンに復帰したのが、2年前の1985年。その溜まりに溜まったモノを練りに練って、一挙に吐き出すかの様に、この1987年には、映画『ロビンソンの庭 (Robinson's Garden)』 [山本政志 (Masashi Yamamoto) 監督作品 1987制作] への楽曲提供とそのサウンドトラック盤『ロビンソンの庭 (Robinson's Garden)』の発表、しかもアルバム『裸の王様 (Hadaka No Ousama)』をも、その9ヶ月前に発表している。
そんな絶頂期の中の悶絶必死、バンドにとっても代表曲中の代表曲、それが『ゴーグル、それをしろ (Your Goggle, Get It On)』なのである。

楽曲発表時、歌詞の中に「何ぼのもんじゃい、原子力発電所が」[歌詞はこちらで掲載されている] の1節があり、誰しもが反原発ソング (A Song For Anti-Nuclear Power Movement) として持て囃していた。

だけれども当時、ぼく個人としては、持て囃している理由がよく解らない。
その時点で、持て囃しているヒトビトは判断を中止してしまっているのだ。
例えとしては良くないものかもしれないが、これでは、エレクトリック・ギター (Electric Guitar) を携えていると謂うだけで、ブーイングを飛ばした、1965年の第5回 ニューポート・フォーク・フェスティバル (The 5th. Newport Folk Festival) でのボブ・ディラン (Bob Dylan) のファンと一緒だ。

おのれの求めているモノがかたちとなって、そこにあれば、きっと、それでいいのだろう。ある意味で、その中身や本質は、そのかたちにあわせて、自分達自身にとって、その都度、都合のいいモノにすり替えられるからだ。

しかし、それではこの楽曲の中にも登場するアルバム・タイトル『ニセ予言者ども (Nise Yogensha Domo)』とさして変わらない。
つまり、彼らは主張するミュージシャンのことばに便乗して、しかもその上で、ミュージシャンが批判する輩そのものと成り果てているのだ。
彼らこそが、『ニセ予言者ども (Nise Yogensha Domo)』を招き入れている張本人達そのものなのである。

ただ、そうやって考えて行くと、この楽曲の題名の真意が解らなくなってくる。
余計な先入観、変な色眼鏡、判断を見誤る固定観念に妄執しない為には、むしろ、ゴーグルそれをとれ (Your Goggle, Get It Off)、ではないのだろうか、と。

次回は「」。

附記:
福島第一原子力発電所 (Fukushima Daiichi Nuclear Power Station) からの映像や報道を観る限り、3年経過した今なお、そこはゴーグル (Your Goggle) を着けざるを得ない環境なのである。
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