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2013.08.13.08.31

どいつご

四択だった。
仏語 (Francais)、中国語 (Chinese)、露語 (Russian) そして独語 (Deutsche Sprache)。
否、正式には、英語 (English Language) を含む5言語の中から2言語を選ばななければ、ならなかったと想う。
とは謂うモノの中学~高校の6年間に学んだ (筈の) 言語は、英語 (English Language) に他ならない訳だから、けっきょくのところの、とどのつまりは、冒頭の4言語の中からひとつを選ぶ事なのである。

ちなみに、ここまで書いてきた事は、大学 (University) で学ばなければならなかった、第2外国語 (Second Foreign Language) の事だ。

そのよっつある選択肢の中から、独語 (Deutsche Sprache) を選んだのは、法学部 (Faculty Of Law) に通うから、という単純な理由に他ならない。
医者の書くカルテ (Krankengeschichte) が独語 (Deutsche Sprache)で書かれている様に、曲がりなりにも法律を学ぶモノならば独語 (Deutsche Sprache) に習熟しておく必要があるだろう、という、そんな理由だ。
だけれども、それは、医者の書くカルテ (Krankengeschichte) が独語 (Deutsche Sprache) で書かれているという言辞が、都市伝説 (Urban legend) であるよりは盲信にも似た未熟な民間信仰 (Folk Religion) めいたモノでしかない様に、法学徒ならば独語 (Deutsche Sprache) を、というモノも、似た様なモノでしかない。

images
総ては、自身のドイツ (Deutschland) での留学中の体験を基に森鴎外 (Mori Ogai) が小説『舞姫 (Das Ballettmadchen )』 [1890年 『国民之友』掲載] を発表した所為でもあるし、『大日本帝国憲法 (The Constitution Of The Empire Of Japan)』 [1889年公布 1890年施行] 制定の為に伊藤博文 (Ito Hirobumi) がドイツ (Deutschland) に留学した所為でもある。
[上記掲載画像は、聖徳記念絵画館収蔵の和田英作画『憲法発布式』]

それに第一、ぼくが通う事になった大学 (University) は、英米法 (Common Law) によった法理論を教え学ぶ事が開校の理念だったから、独語 (Deutsche Sprache) に馴染み親しむよりは、英語 (English Language) により一層の奮励努力を発揮した方が、なすべき労だったのかもしれない。
尤も、それ故にこそそれとは正反対に、学ぶべき法とその理念とは隔たりのある言語を、第2外国語 (Second Foreign Language) とすべし、という思考もありえるのだけれども。

ちなみに、英米法 (Common Law) と独法 (Civil Law) とは、全く異なった理念であり、法体系である。どのくらい違うかと聴かれれば、英語 (English Language) と独語 (Deutsche Sprache) との隔たり程に違う、と答えてしまうと鸚鵡返し (Parroting Another's Words) にしかならないけど、実際のところは、それに近しい。
だから、まあ、法の勉強をするのにも、学習すべき言語の事が、話題にもなる訳で。
要は、モノの考え方、観方を、言語を通じて馴染んでいけば、それに基づく、学問の基礎的なモノは、徐々に受け入れやすい体質に変化するだろう、というヴィジョンなのである。

その昔は、独法 (Civil Law) の堅牢な構築体系の方がぼく達日本人には理解しやすいモノに想えたけれども、これだけコピー & ペーストな作業を日々、行っていれば、英米法 (Common Law) 的な発想の方が、解りやすいかもしれない。

まぁ、そんな理由で第2外国語 (Second Foreign Language) は独語 (Deutsche Sprache) にした訳だけれども、それは大学 (University) 入学以前に決めなければならないモノであって、その4月以降に「仏語 (Francais) とる馬鹿、中国語 (Chinese) おとす馬鹿」という成句を知って、肝を冷やしたモノであった。
何故ならば、高校生の当時、読み耽っていた大半の翻訳小説の類いのその原典が、仏語 (Francais) 作品だったからだった。自身の本棚に並ぶ文庫本の行列を眺めながら、原文で読めれば格好いいよな、と安易に想っていたからなのである。

次回は「」。
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