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2013.06.28.21.02

Your Song

その険しい表情から考えれば、平手打ちのひとつやふたつ、喰らっても致し方なかったかもしれない。いや、むしろ、その方がきれいさっぱり、せいせいできたのかもしれない。お互いに。それほどに、ぼくは彼女を傷つけてしまったのかもしれない。

奢り、だそうだ。彼女に言わせればそれは。

一見、くちあたりのいいそれは、だれのためのものでもない。結局、ぼく個人の、ていのいい、我が儘なのだそうだ。

慰めであり、癒しであり、救いであるかもしれない。でも、それは、ぼくがおもっているようなものではなくて、単に、おのれのいじましさを正当化させているんだろう、と。
結局のところ、そんな自分自身が素敵、そんな自分自身が可愛いんだろう、と。

あなたが愛しているのは、あなたが愛したいのは、あなたを愛してくれる人々なんだ、つまり、わたしじゃあない。

そんなことばだけを遺して、彼女はいなくなってしまった。

[the text inspired from the song "Your Song" from the album "Elton John" by Elton John.]


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