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2015.06.09.09.47

あいとはけっしてこうかいしないこと

映画公開時か、さもなければこの映画が主要ターゲットとしている多感な10代の頃に体験していればもしかしたら全く異なった印象を抱いているのかもしれない。
だけれども実際にこの映画を体験したのはTV画面の中の事であって、しかも好いた惚れたにいい加減飽き飽きしていた時季での事だ。
だからと謂って、ぢゃあ中高生の時代に観る機会はあっただろうかと想い返しても決して、そんな可能性は一切なかったと断言しても良い。

初めてのデートでベッツィー (Betsy) [演:シビル・シェパード (Cybill Shepherd)] をポルノ映画館 (Adult Movie Theater) に連れ込んで激昂させてしまったトラヴィス・ビックル (Travis Bickle) [演:ロバート・デ・ニーロ (Robert De Niro)] の様なへま [映画『タクシードライバー (Taxi Driver)』 [マーティン・スコセッシ (Martin Scorsese) 監督作品 1976年制作] 参照の事] は犯さない代わりに、誘った相手を連れ込む先は、向いている関心の行方がポルノグラフィック (Pornographie) ではないだけで、当時の大人達の眉を顰めさせるモノである事にはかわりがない。

だから、映画『ある愛の詩 (Love Story)』 [アーサー・ヒラー (Arthur Hiller) 監督作品 1970年制作] には決していい印象を抱いてない。これから先を読もうとする方々は、それを前提にしておいて下さい。

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theme : ふと感じること - genre :

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