2015.06.30.18.42
彼らの第2作『ア・クイック・ワン (A Quick One)
楽曲の中で語られる物語の登場人物達を、メンバー個々のキャラクターに振り分け、場面場面で楽曲の音楽性が次から次へと変転する構成は、彼ら初のロック・オペラ (Rock Opera) とも謂える楽曲だ。
後に発表されるアルバム『ロック・オペラ "トミー" (Tommy)
と、同時に、彼らの音楽性の中にある起爆力や破壊力をも内包した楽曲であって、ザ・ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones) 主催のTV番組『ロックンロール・サーカス (The Rolling Stones Rock And Roll Circus)
彼らの演奏が素晴らしく、結果的に、主役であるザ・ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones) のそれを上回ってしまったからだそうだ。
つまりこの楽曲で、ザ・フー (The Who) がザ・ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones) を喰っちまった、と。
ところでその楽曲『クイック・ワン (A Quick One While He's Away)』の後半、佳境に入ったその瞬間に「チェロ・チェロ・チェロ・チェロ … (Cello Cello Cello Cello …)」と謂うコーラスが聴こえてくる。
read a continuance of : "ちぇろ"